第2回(ミニ)オフ会
− 2003/01/03大阪 −
参加者:マラ・ブランさん 砂漠のタヌキさん 管理人
※内容の一部に誇張及びフィクションを交えてお送りします(笑)
2003年正月。
管理人は「4日から雪」という週間天気予報を受け
1月3日に帰省からUターンを決意。
前年雪によって途中立ち往生した悪夢が脳裏を過ぎったのだ。
どうせ早めに帰るのなら、日本橋に寄って初売りの買い物を…
と掲示板にカキコしたところ、急遽マラ・ブランさん、砂漠のタヌキさんとで
突発ミニオフ会を開催することに…
7時起床。
前日、久しく会った地元の友人と深夜まで遊んでしまい、
寝不足の上になにも出発の準備をしていない。
年末と正月の初売りで買い込んだ荷物が相当な量に及んだので
宅急便で送るべく荷造り。
荷造りを終える間にも家族による妨害工作(笑)を度々受け
かなり時間をくう。
ようやく出発し、途中のコンビニで荷物を発送。
ついでに唯一の連絡手段であるプリケーのチャージをしておく。
駅は想像以上に混雑していて予定よりかなり送れて大阪行きの特急に乗る事に。
予定では一足先に大阪へ入り、一通り買い物を済ませてから
ブランさん達と合流するつもりだったのに…
とりあえず大阪の到着時間を考慮し、
待ち合わせ時間を早めましょうとブランさんへ電話。
「もしもし?」
『…、…、』
?(・〜・)?
電波の状態が悪いのか、ホームの五月蝿さもあってまったく聞き取れない。
思わず停車中の列車の中に入って会話。
「それじゃそういう事で」
会話を終えて振り返ると…
ぷしゅー
ドア閉まりました(唖然)
嘘だろぉ〜っ?!
という絶叫と共に列車はホームを出発。
悪夢のような出だしとなった。
思えばこの時点でオフは中止すべきだったと
今になれば思うのだが
完全にパニックになっていてブランさんへ遅れる旨を電話。
車掌さんに事情を説明した所、
次の駅で引き返しても当然指定の列車には間に合わないので
このまま1時間ほど乗って、別方向からの大阪方面行きに乗り換えたほうが良いと聞く。
それでも目的の駅には何度か乗り換えないといけないらしい。
…せっかく直通列車の指定とったのにぃ(T^T)
何分知らない路線なので寝る気も起きずじりじりと時を過ごす。
なんとか乗り換えたら今度は満席で最後部のデッキに立ちんぼ状態。
途中、便所を探しに来た酔っ払いの相手をさせられるし…
乗り継ぎが上手くいったお陰でロスタイムは20分程度だったが、
相当イライラな状態で大阪に到着。
合流地点は近鉄なんば駅。
「中央改札で」ということだったのだが、
見れば「東口」と「西口」しか改札が無い(笑)
ブランさんに連絡をとるとまたも電波の状態が悪い。
どうやら近くで食事中らしい。
聞き取れた地名を頼りに東口で待つこと20分。
北陸へ帰る私よりも着込んだブランさん登場。
4色迷彩のマフラーがイカス(><)g
聞けばタヌキさんはさらに30分ほど遅れるとの事。
「これ以上の遅れは作戦の失敗を意味する。先に第1目標(ボークス)へ向かうぞ」
と、とても時間をめちゃくちゃにした張本人
とは思えない言動の私を前に
ブランさんが「喫茶店にでも入って落ち着きましょう」と宥めてくれる。
ところが正月三日目。
改札の周辺は店が開いてない。
聞けば昼食をとるのも一苦労だったそうだ。
再度タヌキさんに連絡を取ると、もう間もなく駅に到着するらしい。
仕方無い。それでは待つとしよう
…
……
………
ど、どうなっているのかね!ブラン君!(笑)
ブランさん再々電話。
「タヌキさん、今何処ですか?」
『…、…、』
「…タヌキさん西口に出たらしいです(爆)」
笑い話のような展開だが、
合流に関して今回はまったく悪い見本。
年始というただでさえ混雑する時期に、
地理の不明確な場所(3人とも周辺知識が疎かった)で
待ち合わせの時間を突発的に変更した。
全て私の「決断の遅さ」「列車間違え」が原因である。
ごめんなさい。
その後無事にタヌキさんと合流。
ブランさんが「時間は予定とおりですよ」と慰めてくれた14時。
だがしかし。
私としては「買い物を済ませて」の14時合流が目標だっただけに
この時点でも焦りは消えていなかった。
しかも帰りの電車は大阪駅発18:30分なのである。
雪を考えると前回のような深夜急行では始発までの待ち時間が辛い。
その日のうちに帰着するには18:30が最終なのだ(T^T)。
さて、何故に買い物に拘っているかというと
ブランさんとタヌキさんはサイトの常連さんではあるが
ゲーマーでは無いし、某アニメのファンという一点で繋がっているだけなのである。
そのため私が個人的に買い物に行きたいと思っている場所などは
まったく興味の無い場所であろうし、興味の無い人を連れまわすには
あまりに「濃い」店ばかりなのである。
できれば合流前に済ませたいという気持ちは理解していただけただろうか(^^;)
日本橋を巡るときは「南海なんば駅」を起点に行動している。
幸い合流した「近鉄なんば駅」は近かったので歩いて一路南海なんば駅へ。
おニ人とも地理には明るくないとのことなので私がポイントマン(先頭)を務めることに。
雨ということもあって地下街は凄い混み具合。
タイミングよく壁にあった地図をたよりに外への出口を探す。
まずはボークスを目指して進む。
タヌキさんが以前ご友人と
「モビルスーツと多脚戦車はどちらが実用的か」と議論したと言い、
意見を求められる。
まぁ、五十歩百歩だが単純に兵器としての大きさ、
既存技術の応用度合いを考えれば多脚戦車のほうが実用的だろう。
ガングリフォンの「ブルータルクラブ」なんかが良い例だ。
大体、MSはミノフスキー粒子という嘘があってはじめて成立する兵器なのだから。
また「財布は忘れましたけど、ネタはもってきました」と言われるので益々焦る。
残り時間でネタ披露会も開催せねば(笑)
と言うか「冬の(買い)荒し作戦」(ブランさん命名)に
財布を忘れてくるとは何事くわぁーっ!
歯を食い縛れーっ!(バキ☆:嘘)
…財布を忘れた時点で私の不幸が波及しているような…
その他リンクの件なんかもお話したのだが、完全に「突撃モード」に切り替わっていたので
酷く無愛想だったと思われる。ごめんなさい。
(ただ黙々と進むのみ:笑)
さすがにゲーム屋はお年玉を得たお子様ですごい混み具合だったのでパスする。
(結局ゲーム屋には寄れず。一応ゲームサイトのオフなのに:汗)
一軒目、二軒目は途中目に止まったイエローサブマリンと食玩系ショップに立ち寄る。
ブランさんがサンライズヒロイン2のリサーチをするが、目当てのものは無し。
どうやら某御大が年末に大阪を一掃していったらしい(笑)
あと数件同人ショップを冷やかすが
結局メインのボークスを済ませないと資金面が気になって手が出ない。
と、先を急ぐもボークス大阪の位置を見失う私。
ブランさん曰く「雨で自慢の鼻も効かなくなったか?」(笑)
いかに焦っていたかがわかるというものだ。
タヌキさんが「表通りに出ればわかりますよ」というのでさっそく表通りへ。
自慢ではないが、ボークス大阪には裏口からしか入ったことは無い。
「「怪しすぎますよ!」」
と2人は異口同音に言い放つが、ボークス大阪は裏口にでかでかと看板があるのだ。
ま、まぁ、”持つべきものはヲタクな友人”という事でタヌキさんの先導で
表通りの人ゴミを掻き分けボークス表口に到着。
なんと”マクドナルド”である。
1・2階部分がマックでその上がボークスだそうな。
ジャブロー並みの目立たなさである。
大通りの上に小さく「ボークス」の看板。
「この微小な看板がなければ見逃していた」(ボラスキニフ口調:笑)
…余談だが、裏口にでかでかと看板がある理由がわかったような気がした。
1・2階のマックを抜けていく間、その姿がマックの中から丸見えなのである。
しかも壁にはボークスの広告やらポスターが貼ってあるので、
これから濃い店に行く連中だという晒しもの状態。
…裏口からにしよっと…
残念ながら1/6トイガンで新作は無かったのでバラ売りや小物を物色。
バラ売りの「Cマガジン付のM4アサルトライフル(無論1/6)」や可動素体のパーツなどを買う。
ドラゴンのCマグは成型色が明るい灰色だったのだが今回見つけたのは銃と同じ黒なので
なかなかイカス♪bbi製だろうか?
その間にお2人は最上階へ。
最上階は特売フロアというか、レンタルショーケースがあり
個人が値段をつけて食玩からガレキ、同人誌までいろいろ売っている。
またボークス自身も模型、ソフビ、時にはエアガンまで余剰在庫を特売しているのだ。
しばらくして私も最上階へ。
お2人を探すどころか、特売品を前に黙々と買い捲る私(笑)
パーツ目当てにスポーンやらエリートフォースといったフィギュアを買い込む。
フロア自体それほど広くないので自然とお2人に何度か遭遇する。
…見ないでくれ(笑)
エリートフォースというのはタカラが代理店をしているbbi社のいわばGIジョーで
有名なドラゴン社に比べるとちょっと劣る1/6アクションフィギュアだ。
半額で売られていたのは去年新作ラッシュだった「アフガン戦現用米軍モノ」。
フィギュア自体はともかく小物は頑張ってる会社なので、私的には全然OK。
(フィギュアというよりはミニチュア装備品を集めるのが楽しい。食玩感覚かな)
中でもMP5サブマシンガンのRISモデルが珍しかったのでそれを目的に1体購入。
タヌキさんはなにやら旧日本軍機のプラモを何点か購入した。
(水偵三機セットとか限定版とか…違うかな:汗)
ボークスを後にして次は同人ショップを数件回る。
…で、
ブランさんもタヌキさんも同人誌には興味ないようで
かなり手持ち無沙汰なご様子。
私は冬コミにいけなかったこともあってチェックしたいのだが、
知り合いの見ている前で同人を物色するのが如何に恥かしいか(汗)
見本誌をめくる暇もあればこそ、表紙で判断してぱっぱと済ませる。
途中「高いなぁ」と思うものもあったのだが、
他の店を見てまわる暇が無かろうと判断して購入。
次の店で500円も安く売っていたという…
「●カルト」はちょっと高目だよ!(未来の自分へ:笑)
そうそう。
前のオフ会レポートで名古屋より安く限定テレカセットを買えたと書いたが
今回は元旦に名古屋で購入済み…
やっぱり大阪のほうが安い(2000円も)でやんの(T^T)
どこまでも不幸な一日である(笑)
復路、ブランさんが別のイエサブを発見。
流石にこの荷物では店内に入れず、外で待つ。
…やはりここも御大の手にかかっていたらしい(笑)
せっかく識別方法を会得したというのに成果が無い、
と口には出さないが、がっかりした様子のブランさん。
せめて、別のキャラクター(○グ)だけでも…
と往きにバラで売っていたイエサブに行く。
見かねた(笑)私が
「このガチャフィギュアにお探しのアレを…」
と構想中のアップグレード案(笑)を囁く。
ブランさん○グ見送り。ガチャフィギュア購入。
ごめんね、○グ(w)
私も行きに目をつけておいた半額特売のソフビフィギュアを三体購入。
この時点でフィギュアだけでも…数えたくない(笑)
もはや荷物が大袋2つと1人で運搬できる限界に達している。
(しかも背中にリュック…どこから見てもヲタクである:汗)
ブランさんが何度か「1つ(袋)持ちますよ」と気遣ってくれるが、
大丈夫。これは俺の仕事だ(謎)。
ネタ披露会も含めてどこかで整理する時間(と空間)が欲しい。
往々にしてこういう時は荷物をバラすためのカッターを持ち歩いているのだが
今日に限って実家に忘れているというのも痛い。
ここにも不幸が(笑)
結局コンビニで買うことになったが…300円?!
…100円ショップを探す暇があるわけもなく、300円。
こ、ここにも不幸が(T^T)
ブランさんの提案でまずは一旦大阪駅近辺まで移動…
それも迷いながら(汗)
私は南海線で大阪環状線へ出るのだが、
地下鉄なら1本でいけるということなので、今度はブランさんが先導。
御堂筋線だったかな?
大阪駅の近くにある模型店にも連れてってほしかったが時間切れ。
ブランさんが現地人から情報を収集し(笑)カラオケboxに転がり込む。
乾杯の暇もあればこそ(結局ドリンク1杯のみ。歌も無し:笑)
早速ネタ披露。
タヌキさん持参のネタは
某作家の仮想戦史小説。
聞けば聞くほど人を馬鹿にしているとしか思えない代物。
「いやこの作家のは初版だけだから価値が出るかもしれませんよ」
とブランさん。
…初版だけって…出版元もわかってらっしゃる(笑)
表紙は戦艦の背景(青空)に浮かぶ中国武将の顔…しかもウィンクしてまつ。
聞けば三国志時代の武将達が大戦中の将軍に憑依して戦うそうな(;´д`)
…さっさと成仏してください。
またブランさんは小説まで読破した挙句がダメ映画だったという
「K−19」のパンフを持参。
ソ連モノという点で私はパスなのだが、そのあたりは流石にブランさんである(笑)
曰く山場も何もなく過ぎていった映画だそうな。
まぁ、冷戦モノだからドンパチやるわけにいかないし、
潜水艦モノは地味だし…ってとこでしょうか(;´д`)
同時にデジカメで作成中のガンプラ画像も披露(アッグだったかな?)
引越しを間近に控えて在庫模型の処理(?)期間との事。
…しかし、引越しするのに組立ててないほうが運び易いと思うのだが…
因みにボークスで購入したノイエジール(OVAの0083に登場するモビルアーマー)
のプラモを手に「久しぶりにプラモを買いましたよ」と嬉しそうに語る姿が
引越しを間近に控えた”禁欲生活”のストレスを感じさせた(笑)
タヌキさんから在庫を増やしていいのかというツッコミが入ると
「その日のうちに組み立てれば在庫になりませんよ!」
…
で、在庫にならなかったんでしょか?(−−;)
…
アッグ絡みでタヌキさんがジュアッグか何かを
弟さんにプレゼントしたことがあるという話が出る。
「「嫌がらせですか?」」(;´д`)
とブランさんと私がすかさず突っ込むが
弟さんはあのシリーズが好きだったのだそうだ。
流石、血は争えんということか(謎)
…
その他、途中で購入された同人誌(サンライズ物)やタヌキさんの日本機模型も
概ね「当たり」だったようで何より。
日本機の模型は”下駄履き(水偵)”だったのだが
「唯一アメリカを爆撃した機体ですよ!」
と熱くタヌキさんが語る。
…ああ、アレね?
和紙で作った風船爆弾と同程度の戦果で
なおかつ風船爆弾より知名度の低い機体
…だとは言わぬが花だろう、と黙っておく(笑)
あ、戦果つーか、
人の居ないキャプ場か何かに着陸して樹に名前刻んできたんだっけ?
あんまり変わらんけど。
その間も黙々と荷物を解体しつづける私。
皆さんのネタに対するリアクションが低かったと思われる。申し訳ない。
自分のネタとしてはMIAのザクVer.2を持参していたのだが披露する暇も無い。
フィギュア類は箱が大きくて場所をとるので、
さっさと目当てのパーツだけとって捨ててしまうのだ。
例えばbbiの米兵フィギュアはサブマシンガンと衣装だけ欲しいので、
丸裸にしてしまって本体と箱は捨ててしまう。といった具合。
ジオン脅威のメカニズム!(謎)
ついに荷物はぱんぱんに膨れたリュックと解体したゴミをつめた紙袋1個のみ。
頃合の良いところで時間なのでカラオケを出る。
駅までの道中、前回の巨人騎士オフで通った場所の思い出やら
ヲタク趣味に関する話題が出る。
詳細は伏せておくが、趣味に関する風当たりの強さを口にするタヌキさんに
ブランさんが
「大丈夫。大丈夫。」
と繰り返すので、何が大丈夫ですかと問うと
「**歳を過ぎれば大丈夫だよ」
……を過ぎて1/6関係にハマった私としては何も言葉はありませぬ(笑)
「あと、*年ですかぁ…」
タヌキさんのその応えも微妙。(^^;)
雨の中「大丈夫だよ」と呟くブランさんが
「レイドオントーキョー」の佐藤を髣髴とさせて笑えた。
(わからない人は小林源文氏のコミック”レイドオントーキョー”を読もう!)
閑話休題。
始終慌てた甲斐あって、時間はまだ余裕あり。
発車まで30分を残して駅の改札でお2人とお別れした。
(その後も濃い店へ寄られたようで…:笑)
…とまぁ、そこからも
ホームにコンビニのある事に気付かずわざわざ構外まで買いに出たりとか、
買いにいった先でスリのおっさんが捕まる場面に遭遇して寒い気持ちになったりとか、
構内で買った蓬●の店員に念を押したにも関わらず割り箸入ってなかったとか、
何故かホームに私の乗る号車だけ案内版がなかったりとか、
他の列車故障が影響して列車が遅れたとか、
前に座ったおばさんが電光表示されるニュースを大声で読み続けて眠れなかったとか、
不幸はいろいろ続いたのだが、割愛します(思い出したくない)
今回は本当に恥というか、全然オフになってなかったです(^^;)
本当にお2人には悪かったと反省しきりです。
ま、まぁ、普段どんな店を回っているか醜態をさらしたというか(笑)
「日本橋濃い店巡り」だと思ってくださいね。
また懲りずに遊んでやってくださいませ。
次回はちゃんと「買い物を済ませてから」合流するようにしますです(笑)
追伸。
始終不幸(トラブル)続きだった今回ですが、
唯一の救いは三日に決行した事。
天気予報の通り、翌日からは雪。5日は吹雪になって身動きがとれない状態に…
5日に車でUターンした同僚の方々は通常の倍、8時間も掛かったそうな。