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模型雑誌”月刊ホビージャパン”に連載されていた劇画。１９８５年に別冊として大判（Ａ４くらい）で発行された。 細部まで力の入った人物・兵器描写は「ザ・コックピット」とはまた違った”リアルさ”があり、管理人が戦車好きになったきっかけとなった作品である。 （ザ・コックピットも大好きな作品だが、戦車の撃発がペダル方式だと知ったのは黒騎士物語だった） 内容的には１９４３年秋から終戦まで、勇敢な中隊長バウアーの率いる”黒騎士中隊”の軌跡を主人公クルツの視点から描いた物。単にヒーローが活躍する物語では無く、降格や懲罰大隊、捨て駒的な後衛任務といった戦争の暗部が描かれているのも本作の魅力の１つだろう。 その後、１９８６年に日本出版社からＡ５（？）サイズで発行され、現在でも書店で入手できるベストセラーである。 ”戦車好き”は言うに及ばず、是非一度読んで頂きたい。 （古本屋でもちょくちょく見かけるので、手元に置いてプレイしてほしい） |