501GamePost

ギレンの野望

第一部35〜40ターン

1:失われた勝利
35ターンでマドラスを占領し、特別エリアはベルファストとジャブロー、ルナツーを残すのみとなった事は以前連絡したが、ここで思わぬ誤算があった。
「電撃プレイステージョン」によるとベルファスト攻略の条件は「特別エリア12以上」か「V作戦の終了」となっているのに、その後まったくベルファスト攻略作戦が提案されない!
V作戦の終了が必須なのか?
冗談じゃないっ!V作戦は終了するまでにまだ10ターンほどかかる。ラルにドムを送っても、だ。
せっかくドダイ+ザクJで早期占領を狙ったのに、これまでの苦労が水の泡だ。あと10ターンも待たされたら当然敵MSが配備され、ザクJでは苦戦するだろう。
沸々と怒りが沸き起こる。
何が「if」だ!ギャン量産よりもこれこそ解決するべき「if」じゃないかっ!!
案の定、その後電撃戦の優位性は大きく失われていく…。

2:赤いMS
「宇宙1」をオープンエリアにしてのルナツーの「ガス抜き」は当初から継続していたが、ここに来てボールの大群という初のMS(?)戦となった。対するこちらはドズルを筆頭にグワジン、チベ、ムサイ(2隻)に各3部隊ずつのザク(CとF半々)という現段階では最強の艦隊。宇宙2とPアメリカは旧ザクとガドル、空のムサイで「部隊数稼ぎ」をしている状況だ。丁度ガルマがV作戦イベントから復帰してサイド3に試作品のザクR1があったのでその到着を待って進撃する事に。思えばこれが後に影響した。ガルマ到着までに誌面で「最強ハゲ親父」と絶賛されていた事を思い出して、グワジンの艦長をキシリアからデラーズに変更する。その他にも北京で負傷したジョニーをF型に配備。オデッサで愛機06Cが廃棄になったためあぶれていたニムバスとロンメルがそれぞれ06Fとムサイの艦長に配属した。
 宇宙1は最初のターンは移動で終わる。逆を言えば援軍を送ってもすぐには間に合わない地形だと言うことだ。シルエットからして敵はボール12、3部隊とパブリク少数。いつものサラミスやマゼランの姿は無い。部隊数では同程度なうえに艦艇が無いとなれば余裕だろうと思ったのだが…。
強い。
ボールは散開して1部隊に向けて集中砲火を掛けてくる。たとえ防御していても前衛部隊は06Fですら一気にゲージが半分に…。06Cでは全滅すらしかねない。しかも散開した敵部隊の中に赤いMSが…。
ガンキャノン…。
やはりこの数ターンで配備が始まったらしい。文字通り初のMS戦である。敵は1機編成が2部隊でアデルとヤザンが搭乗している。特にヤザンは前回アフリカでガンタンクに乗って手こずらされた。ここはドズル+06F(B装備)をぶつけてみる。ムサイ2隻による艦砲射撃もあって2回ほど交戦の後に撃破…、っておい。
なんだよ、コアファイターが残ってる?!汚ねぇ、なんだよそれは。そのままトドメとばかりにドズルをぶつけてビックリ。敵は全滅したが、前衛の06Fは全滅、中央のドズルがほんと「紐」状態、後衛の06Cすら1機になってしまった…。悪夢。恐るべきは連邦のMSなのかヤザンなのか…。
  要のドズルがこの有様で、ボールの集中砲火に被害が大きい。ジョニーが囮となってガルマとニムバスがボールを潰していくが、数ターンでジョニー隊全滅。病院に逆戻りだ。最後はガルマ(06R1)とニムバス隊の残余(合流した06C)でトドメを刺した。終わってみればドズル、ニムバスが重傷、3機編隊は皆無という酷い有様だった。敵は艦艇無し、こちらは噂通り超強力なデラーズの艦砲があってこれである。
ガルマを待たずに攻め込んでいたら間違いなく敗退していた。その背後にはソロモンすら兵力0、背筋が寒くなる。たとえHLVでも抑止効果で各エリアに配備しておくと良いかも。

3:揺れるトゥルーインザブルー(笑)
宇宙1の激戦が終了する前に、最後の通常エリアであるジャブロー右側の海域(大西洋2?)を攻める事にする。ガンキャノンが登場した以上、プロトタイプガンダムが生産されている事は間違い無くガンダム系は水中でも使用できるからだ。そうなればベルファスト攻略は背後を脅かされる(集結している部隊の大半が海洋出撃できない06J)。折良くズゴックの量産が終了し、ゴックとあわせれば12、3部隊になる。現在3隻あるユーコンからブーンとドライゼのユーコン2隻を回す。同時にアフリカ南部に配置してあったドップ12部隊+ルッグンを別方向から侵攻させた。
絶対に負けられない。形振り構わず人材を全部投入する。ガトーやシーマをズゴックに、ヴィッシュやデニムといった二線級はドップに。こんな事ははじめてだ。
果たして、表示された敵軍の多さに愕然とする。SS版同様、今回も諜報活動に資金をまったく投入していないので実際攻めてみないと敵の部隊数すらわからない。
おおよそ4〜50部隊は居た。
こちらの全宇宙軍を集めた数より多い。
しかもガンダムのシルエットが3つ…。
あとはM級潜水艦が2〜3、U級潜水艦が6〜7。航空機にいたっては数える気も失せるほど。決して大げさではない。このプレイはじまって以来の大部隊だった。
ジャブローからM級U級各1隻とガンダム1機の増援もあり、40ターン目の現在いまだ交戦中だがオールスターキャストで望んだため以外とうまくいった。格闘値の高いキャラを前衛に置いておくとM級ですら1撃で沈めてくれる。やはりガンダムには手こずった物の、ゴックとズゴックあわせて2、3機の損害で沈める事ができた。悲惨だったのは航空戦で、コアブースターの前にドップ部隊はほぼ全滅。かろうじて生き残ったルッグンがアフリカに逃げ帰る有様だ。何でコアブースターが開発されとるんじゃ〜。映画ではジャブロー以降だろうに!今は残った敵航空機をズゴックで攻撃中なのです(ゴックは対空戦ができないので注意)。
これで2つ頭の痛い問題に突き当たった。
1つはベルファスト攻略を前にしてドップ部隊が大半を失った事。主力部隊のドダイ+06Jの半数ほどになってしまった。これでは護衛もままならない。生産自体は1ターンで出来るがドム、ガウがドックを占領中なのでキリマンジャロあたりで作らねばならない。それに配備していた二戦級キャラが大勢負傷(戦線離脱)してしまった事。こればかりは数ターンを要するだろう。
そしてもう1つは、確認された計4機のガンダム中、少なくとも1機はプロトではなく正規品だった事。
この5ターンの間にベルファスト攻略が成っていれば…と悔やまずにはいられない。
あとはルナツー同様、ジャブローも序盤から「ガス抜き」すべきだっただろうか?

3:開発のアドバイス
ドム。まずはとにかくドム。これがないとV作戦を阻止できない。ポイントはグフH(飛行試験型)。これが完成するとドムの開発必要レベルが−1されるので速攻で開発しよう。基本的にグフ系は量産する必要無し。
ドムが完成すると「高機動試験型ザク(06RD4?)とか言うドム脚のザクが提案される。これがリックドムの「グフH」にあたるのでこれも追加予算投入して早期に完成させよう。この辺の関係は「08小隊@」を見てないと辛いだろう。知ってた?
リックドムは追加予算投入すれば2ターンで完成するが、前述の通りボールに対してすら06Fでは対抗が難しい。地上兵力にばかり投資して宇宙をおざなりにした結果なので少しづつでもガトルや旧ザクを消して行く事をおすすめする。06Jが普及したら06Cを打上するのも手だ。
各誌、06R(高機動)シリーズは開発しなくても良い的なレビューが書かれているが、私のような電撃戦の場合はリックドムまで待っていたら今回のように間に合わない。Rシリーズを開発すべきではなかったか、と思われる。もっとも、実用的な06R2は必要資源が06Fの二倍近いので量産できるかどうか疑問。
その点を踏まえて開発費を投入して欲しい。
私の場合、ドムを目指して開発に資金の大半を投入してきたのであまった資源で外交をしまくり、ドム開発完了と同時に支援を要請。一気に10部隊以上を生産ラインに乗せる事が出来た。
無理をする必要は無いと思うが外交もそこそこ手を入れておくと良いだろう。
あと楽しみなのはザクレロ。追加予算まで投入してさきほど完成した。「ザ・プレ」では「アッザムより強力」とされ「電プレ」では「作る必要なし」とされている機体だ。色物には色物でV作戦から復帰したシャアを乗せる予定。こうご期待。
我ながらジャブロー攻略時にアッザム開発完了だった前作とは偉い違いだ。
サターンとは違うのだよ、サターンとは(笑)。


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