★勲章について
今回勲章を得るには
「特別任務」
「被弾数」
「命中率」
の3つ全てで同時にゴールドを取る必要がある。
ミッションクリア後の結果画面でこの3項目に「★」マークが付く。
★マークがついていない場合はブロンズにすら達していないという事だ。
「特別任務」はそのミッションに隠されている全ての任務を達成する必要がある。
「被弾数」と「命中率」は各ミッションごとにクリアレベルが設定されている。
特に「命中率」はかなりの曲者。
例えば「フィリピン陥落」では70%以上でゴールドだったと記憶しているが、
「山下将軍の黄金」では80%でもゴールドにならない。
(装備にショットガンがある為と思われる)
命中率を上げるためのポイントを以下にまとめてみた。
勲章を獲るための「3ナイ」である(嫌)
●ライフルしか使わない
念を押すまでも無いが普通にプレイして70%以上の命中率はかなり困難だ。
まず、連射のできるマシンガン系は一気に命中率が下がるので使えない。
拳銃も弾の命中精度を考えれば使わないほうが無難だ。
プレイヤーの熟練度にもよるが、「ライフル系しか使えない」と言えるだろう。
これだけでもかなりの難易度だ。
M1ガーランドは8発クリップなので途中の装弾はできないし、
半端に残った弾を無駄撃ちにもできない。
●極力敵と戦わない
前作でゴールドクリアの条件であった「倒した数」は今回まったく関係が無い。
前作からのプレイヤーはこれに騙されるのだが、命中率が厳しい以上
「敵との戦闘を減らす」努力が必要だという事だ。
まったくもって情けない話だが、味方がいれば極力味方任せにし、
自分は敵が居なくなってから前進する。
前作は機会こそ少なくても味方が死なないように援護するという緊迫感があったが
ライジングサンではそれもない。
名前のある味方は基本的に”無敵”なので時間さえかければ勝手に敵を
倒してくれる。
前作、血眼になって探した「追加発生」も避けて通る。
それが”戦争らしさ”なのだといえばそれまでだが、
…なんの為の「勲章」なのか泣きたくなってくる。
●なるべく銃はつかわない
どうしても避けて通れない戦闘や、味方が不甲斐ない時は
なるべく手榴弾や接近戦闘で切り抜けよう。
この2つは命中率にカウントされないのだ。
今回手榴弾が別ボタンになって前作に慣れていると投げ辛いものがあるが
本来固定機銃で大勢の敵を相手にする場合などは手榴弾を活用しよう。
接近戦闘も日本兵の銃剣突撃や日本刀に比べればなんともショボイ動作だが
攻撃力は抜群で、ほぼ一撃で倒す事ができる。
※2003/12/22 訂正 (報告者:KittyHawkさん)
固定機銃は命中率に関係無いというご指摘を受けました。
これで手榴弾の数を指折り数えて心配せずに済みます(^^;
また「勲章」画面が前作よりさらにグレードダウン。
せっかくとった勲章をアップで見たいと前作で思っていたが、
今回は勲章の名前すらも表示されなくなってしまった。
当然どこのミッションで取った勲章なのかもわからない。
(攻略本を買えということか)
☆シークレットボーナスの正体(2003/12/22現在)
苦労の果てに勲章を揃えても、噂されているような
「シークレットボーナス」は何も出てこないという報告が相次いでいる。
「隠しミッションが出現する」「刀が使えるようになる」等々
これらは全てデマ(嘘)だという事だ。
騙されないよう注意されたい。
残念ながら
「”全てのミッションで勲章を獲る”という事が条件の勲章が1つ増える」
という事だけのようだ。
これのどこか「すばらしい」のか理解に苦しむが、おそらく英文を直訳した結果だろう。
隠しミッションの存在を信じたい気持ちはあるのだが…
※2003/12/22 追記(報告者:KittyHawkさん)
『勲章を全て取ると
マルチプレイでジョセフ・グリフィンが使えるようになります。
実はマルチプレイのデフォルトキャラは、ジェフというオリジナルのキャラなのです』
訂正情報ありがとうございました。う〜む。これも「すばらしい」とは…
★勲章の意義
好意的な見方をすれば、前作のような単純に「皆殺し」ではなく
今回の新要素である「味方との連携」や、「接近戦闘の重視」を活かした
条件設定だとは言える。
しかしそうだとしても、ここで述べてきたように完全に裏目に出ており
プレイヤーにとってはやり込み要素でも何でもないただの苦行になっている。
「圧倒的に強い主人公が敵を次々撃ち倒していく」事が醍醐味である本作において
味方の後を戦闘を避けて逃げまわり、マシンガン1発撃つこともできないプレイが
楽しく感じるわけが無い
前作、ゴールドを獲る事に必死になって攻略しただけに、
MOHが大好きであるがゆえに、
残念という言葉だけでは片付けられない憤りがある。
おもわせぶりな説明書の「すばらしいシークレットボーナス」云々や
中途半場過ぎるストーリーなど、デマを生み出す要因となった部分もあわせて
製作者側の配慮が足らなかった思えてならないのだ。
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せっかく楽しんで勲章にトライしている方々には申し訳ない文章に
なってしまったので、最後にフォローしておくが(笑)
逆を言えばライジングサンで「勲章を獲る」事は非常に困難であり、
前作以上に達成感を得られることは間違い無い。
結果画面に金星が三つ並び、下段に「勲章をえました」の文を見た時、
コントローラーを投げ捨てて日本兵ばりに万歳を三唱したり、
思わず天を仰いで涙してしまったり、
翌日職場や学校で思い出し笑いをしてしまったり、
とかく「時間さえかければ誰でもクリアできる」ゲームが多い昨今、
貴重なゲームであると言えるだろう。
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