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ARMORED CORE 2

<対応機種:PS2 / ジャンル:ACT>


人気ロボットアクションゲー 第4弾!
PSで発売された「アーマードコア」以降、「プロジェクト・ファンタズマ」、「マスターオブアリーナ」と続編 が出続けている人気アクションゲームの第4弾。
アクションゲームで4作も続いていることだけでもその面白さは想像してもらえると思う。
ただし、回をおうごとに初心者には敷居の高い難易度になっていてフロムソフトウェアの「ついてこられる者だけついてこい」的な作風… ユーザーに対する兆戦とでも言おうか…が、賛否のわかれる所。
”時間をかければ誰でも解ける”ゲームでは無い。と言っておこう。
アクションゲームが苦手という人には残念ながら薦められないが、PS2参入第1弾ということもあってか、前作「マスターオブアリーナ」よりは難易度が"若干"抑え目に感じた。
画像もPS2になってさらに綺麗。この機会に興味のある人は是非。
(などと、偉そうに言っても私もかなり下手。下手は下手なりの攻略方法も作成しました)

素晴らしき未来世界
ロボコップという映画を御存知だろうか?
「国家」では無く、「企業」が力を持っている世界。
分かり易く言うとアーマードコア(以下AC)の世界はそういった感じだ。
ただ、プレイヤーは「ロボコップ(民衆側)」では無く、企業側の手先となって悪事の限りを…
コホン。
企業の抱える様々な問題を依頼として受け、
大型機動兵器ACを駆って「解決」していくのである!(笑)
何と言ってもACの特徴は報酬で様々なパーツを買い揃え、自分にあったACを組み上げられる事だ。
その組み合わせ数、実に100億以上!!
カラーリングやエンブレムマークなど、個性を演出できる要素は多い。
反面、キャラクターはプレイヤーキャラクターを含め全登場人物が名前のみで顔グラフィックすらない。 (一部通信で音声は有り)
ACが顔であり、登場人物そのものなのだ。 その点は同じような世界設定の「エースコンバット3」とは異なる演出である。
荒んだ(友人曰く)シナリオと、非キャラクター性に抵抗を感じる人には薦めない。
だが、昨今多い「勧善懲悪ストーリー」、「キャラクターが『売り』」的なゲームに辟易している人には是非やって頂きたい。
正義も主張も無く、ヒロインすら無い。
「エリア88」、「装甲騎兵ボトムズ」に通じる”漢(男)”の世界がそこにある。
たまにはアウトローを気取るのも悪くないのでは?



ゲームの概要
誌面や店頭デモなどで一度は見かけたことがあると思うが、画面は自機を背後から写したオーソドックスな物。
”コクピット視点”では無いので自分で組み上げ、デザインした機体のアクションが見えるのも楽しい。
キー操作はパッドの全ボタンを駆使して行う。L、Rの3ボタンなんて「サルゲッチュ」くらいしか使った記憶は無い(笑)
本当にアクション性は高いのだ。
ゲームの進行は企業からの依頼を受ける「ミッション」と、競技場で1対1で戦う「アリーナ」の2通りで進む。
プレイヤーの任意で選択できるので、どちらで稼ぐかは好みの問題だが弾薬の料金や機体の修理費用などが免除される「アリーナ」の方が稼ぎ易い。
 もっとも、自分より下位の相手に勝ってもファイトマネーは貰えないし、「ミッション」で依頼主である企業との関係を深めれば非売品のパーツを提供してくれたり、何より「ミッション」中に隠しパーツが隠されているので両方ともバランス良く攻略を進めていくのが理想的。
私のように「ミッション」を一切やらずに「アリーナ」にハマって制覇してしまう、というのは邪道らしい。(笑)



ストーリー

「大破壊」と呼ばれた最終戦争によって、人類は「地上」と「国家」を失った。
地下都市群を舞台に繰り返される「企業間戦争」。
前作までの3作によって、その企業間戦争は頂点に達し、地下世界は汚染され、企業は衰退。地球は「政府」によって統治される事になった。

宿主を食いつぶした寄生虫は、次の宿主へと手を伸ばす。
火星。
「大破壊」以前に無人機によって進められていた地球化(テラフォーミング)計画が発見されると、人類は火星への移住を開始した。
そして20年。
地球を、政府の目を、遥かに離れた”血の色の星”で企業は再び争いをはじめる。
その「争い」を糧とする傭兵、「レイヴン」も。
”古き良き時代”の再来。
それが「アーマードコア2」の舞台だ。

繰り返される人類の愚かな行為を止める術は無いのか…





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