20th Dunbine



AURA BATTLER 「ナナ・サン・イチ」


− 設計者:YOUさん(2001/4/7) −
※掲示板の内容をそのまま掲載しています


◆このABは戦力としてのAB開発とは異なり、
ショットのいわゆる”趣味的情報収集”ABである。
すなわち、戦力としてのAB開発とはいっても
0からの開発ではそれこそ費用がかかりすぎるので、
ある程度の技術的確信がなければ開発に踏み切れない。
そうかんがえたショットがモルモットとして
手元においているABである。


◆外甲はいままでの薬品以上の強度(硬度?)
を出す為、一度硫酸のような薬品で焼いて、
殻の内側にある粒子状の気泡を完全に埋めたあとで
通常の薬品処理をして装着している。
(その際外甲が黒になったので白人至上主義者の
ショットはこのVerを”ブラザー”と皮肉っぽく呼んでいた)


◆強獣の脳みそを、両手足、コンバーター
(本来人間は空とぶ生き物ではないのでコンバーターの
操作は飛行系強獣の演算能力に頼る以外に反射神経程の
スピードで対処することはできない)
それを統括して1つの体の動きに昇華させるという
役目の為、3つ搭載してる。


◆そしてこのVer3の特筆すべき特徴は
噴射式フレキシブルコンバーターである!
上下左右自由に動くことにより、
平行を保つ為のいわゆる”スタビライザー”
(要はしっぽね。)を装備するだけで、
戦闘のたびにぶっ壊れる羽根を廃止できる
画期的なコンバーターである。


◆この機体は一度だけ試運転(?)をしている。
コンバーターのテストの為、空高く飛び上がり、
今までのABとは比べ物にならない程の飛行性能を
披露したが搭乗者が聖戦士ではないため、
あっという間に必要なオーラ力が搭乗者のキャパを超え、
墜落。その際、硬度を上げた外甲があだになった。
硬さはあるがそのぶんしなりがまったくなくなった
外甲は地面に激突の際、ガラスのように砕け散り、
重要な内部に致命的な打撃を与え、再起不能になった。


◆”ナナ・サン・イチ”のネーミングの由来は
「大戦中、健康な人間をモルモットにしてた
悪魔のようなチームが日本にあったんだってね」
という話をしてたショットがその史実を
バカにしたようにつけた。 






<ショートストーリー予告> 己の欲望が 禁を犯す事で叶うと知った時、 カ・オスの誘惑に勝てる者は少ない。 地位。名声。富。 そして、天を目指す事。 次回「ナナ・サン・イチ」 その名の指し示す狂気。 >ショートストーリーへ

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